お師さんによる格闘技と格闘技ゲームをテーマにしたブログです
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最近は2chの「なぜ総合格闘技人気は消えた?」と言うスレッドに注目してます。
格闘技の真剣勝負は興行として成り立ちにくいのではないか?PRIDEの崩壊による日本のMMAイベントの集客力の低下が原因ではないか?などなど様々意見が見られます。
その中で競技の成熟におけるファイトスタイルの画一化について語られたレスに興味を持ちました。
「何でもあり」だったバーリトゥードが「これしかない」MMAになった。
これは自分としても感じることで、競技の成熟に伴う宿命でありエンターテイメントとしてのMMAを展開する上での課題だと思います。もちろん正当なスタイル同士が競い合う試合にも正当な面白さがあることは間違いないのですが。競技性とエンターテイメントの組み合わせの難しい所ですね。
UFCのパンチとタックルが主体のスタイルを「ボクリング」(ボクシングとレスリングを組み合わせた言葉)と形容することもありますが、特徴的な選手の活躍を見てみたいと思います。
清々しい程の伝統派空手の構えをするマチダシンゾウ選手。リョートの兄弟らしいですね。K-1に出場し始めた頃のフィリオとかも魅力的でしたね。
伝統派空手vsムエタイ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12467418
尾方弘二vsマチダシンゾウ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8583567
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選手の量産?
個人的には格闘技なんざマニアックなもんだと認識してて、ヘタに人気出られてもわかりやすくするためソフトな演出になっていくのも困りものなんですど、選手やそれを支える人たちに金が回らないと発展もないでしょうから、思ったことを少々。
人気が出なくなった原因のひとつとして自分が考えてるのは「強いことがわかりやすい選手」が日本の興行でみられなくなったことだと思います。
最初にヒクソンやケアー、ボブチャンチンやヒーリング、そしてノゲイラ、ミルコ、ヒョードルを見たときどう思ったでしょうか?
今テレビでやるようなのを見てると一昔前のKIDがわかりやすかったくらいで、あまりいないですよね。
あと"「これしかない」MMAになった"という指摘ですが、当たってるようで、そうとも限らない、というのが自分が抱いている印象です。
ずっと長く格闘技を見てきたのもあるだろうし、打撃も組み技も経験があるからかもしれませんが、細かな部分で選手の特徴は多少は語れます。
日本人でわかりやすいところだったら、日沖発はパスガードの時間がもったいないからテイクダウンは差し合いからやって得意の柔術の攻め(主にトップポジション)でいきますし、ムンジアルのファイナリストだで現在修斗で活躍している本間裕輔はほとんど競技柔術のような戦い方をしてます。
シューティングジム系の選手だったら打撃メインでほとんど寝技に付き合わず倒されたらとことんエビしてスタンドへリカバリーするスタイルで、青木や北岡、今成とまでくると何が何でも極めにいきますよね。
第一線までくると日本国内でもアクの強さが出てくる選手はまだまだいますよ、多分。
ちなみに僕は本当の「なんでもアリ」よりも今のような感じのほうが合理性を感じられて好きです。
その合理性の中でたまに不合理もおきるとそれもまた楽しいのですが。
それとこれは僕の視点ですが"「これしかない」MMAになった"原因にルールの固定化・スポーツとしての体裁もあるように思います。
以前、なにかでパラエストラの中井先生が「修斗でもイノキアリ状態ですぐブレイクがかかるようになってしまったけど、それも含めて展開するから総合格闘技だと思うのですが・・・・・・」みたいなことをインタビューで応えてたのをみてそう思ったのですが。(ソースはないです。間違ってたらごめんなさい)
戦う時間もキッチリ決められてて、レフェリーのタイミングでブレイクがかかる、ダメージなしの塩漬けでもグラウンドでトップをキープし続けた選手が判定で勝つとか(下からのサブミッションより上からのパンチ1,2発のほうが高評価?)、そういう基準が「試合に勝つための量産」につながってきたのかな、って気もします。
そのなかでも自分らしさ、見栄えのある強さを出すのがプロなんでしょうけど。
スポーツとして定着してきたゆえ、とはいえ、僕が通ってるジムには総合やりたい若者がけっこう来ます。
いいことなのかな?
人気が出なくなった原因のひとつとして自分が考えてるのは「強いことがわかりやすい選手」が日本の興行でみられなくなったことだと思います。
最初にヒクソンやケアー、ボブチャンチンやヒーリング、そしてノゲイラ、ミルコ、ヒョードルを見たときどう思ったでしょうか?
今テレビでやるようなのを見てると一昔前のKIDがわかりやすかったくらいで、あまりいないですよね。
あと"「これしかない」MMAになった"という指摘ですが、当たってるようで、そうとも限らない、というのが自分が抱いている印象です。
ずっと長く格闘技を見てきたのもあるだろうし、打撃も組み技も経験があるからかもしれませんが、細かな部分で選手の特徴は多少は語れます。
日本人でわかりやすいところだったら、日沖発はパスガードの時間がもったいないからテイクダウンは差し合いからやって得意の柔術の攻め(主にトップポジション)でいきますし、ムンジアルのファイナリストだで現在修斗で活躍している本間裕輔はほとんど競技柔術のような戦い方をしてます。
シューティングジム系の選手だったら打撃メインでほとんど寝技に付き合わず倒されたらとことんエビしてスタンドへリカバリーするスタイルで、青木や北岡、今成とまでくると何が何でも極めにいきますよね。
第一線までくると日本国内でもアクの強さが出てくる選手はまだまだいますよ、多分。
ちなみに僕は本当の「なんでもアリ」よりも今のような感じのほうが合理性を感じられて好きです。
その合理性の中でたまに不合理もおきるとそれもまた楽しいのですが。
それとこれは僕の視点ですが"「これしかない」MMAになった"原因にルールの固定化・スポーツとしての体裁もあるように思います。
以前、なにかでパラエストラの中井先生が「修斗でもイノキアリ状態ですぐブレイクがかかるようになってしまったけど、それも含めて展開するから総合格闘技だと思うのですが・・・・・・」みたいなことをインタビューで応えてたのをみてそう思ったのですが。(ソースはないです。間違ってたらごめんなさい)
戦う時間もキッチリ決められてて、レフェリーのタイミングでブレイクがかかる、ダメージなしの塩漬けでもグラウンドでトップをキープし続けた選手が判定で勝つとか(下からのサブミッションより上からのパンチ1,2発のほうが高評価?)、そういう基準が「試合に勝つための量産」につながってきたのかな、って気もします。
そのなかでも自分らしさ、見栄えのある強さを出すのがプロなんでしょうけど。
スポーツとして定着してきたゆえ、とはいえ、僕が通ってるジムには総合やりたい若者がけっこう来ます。
いいことなのかな?
リテラシーを越えて
こんにちは、コメントありがとうございます。情報が多くて勉強になりました。
格闘技がマニア向きのコンテンツというのは、リテラシーがないと面白さが分かりづらいとも言えそうですね。人気が出るということは多くの人が面白さを理解できて共感できるものだと思います。こうした分かりづらさは=奥の深さとも言えると思うので、ファンになってもらうための敷居を下げる要素が必要になってくると思います。
「強いことがわかりやすい選手」が日本の興行でみられなくなったこと、というのは納得です。日本のMMAのメインイベンターがノゲイラ、ミルコ、ヒョードルの様な重量級選手から軽量級選手になったことや、五味隆典のような華のある選手の流出・不在も(KIDは不調かな)関連性があると思います。
この華=スター性というのが難しいですよね。キャラクターとしての魅力というか。「~からの刺客」とか「~世界王者」とか「~一族」とか「因縁の対決」とかドラマ仕立ての要素がエンターテイメントとしては必要な味付けではないかと個人的に思います。試合が技術の披露会であるならば経験者しか楽しめないと思うので。
"「これしかない」MMAになった"については、これもやる側というより見る側の意見だと思いますね。お客さんから見てどう見えるか?という視点がエンターテイメントとしては重要なのだと思います。
>原因にルールの固定化・スポーツとしての体裁もあるように思います。
スポーツ・興行として成り立つためには必要不可欠だと思いますね。一度、試合したら再起不能になったりするようでは競技として成り立たないと思いますし、競技人口も増えていかないと思います。
見る側にはもっと過激なルールを求める人もいると思いますが、やはり限度があると思いますね。その限度を超えてる人はホラーやスプラッターの方が嗜好が強いのだと思います。
>いいことなのかな?
格闘技のファンが実際にやってみたりすることは、格闘技にとっていいことだと思いますよ。
格闘技に限らずとも、強くなりたいとか、戦ってみたいとか、勝ちたいというのは元気があっていいんじゃないでしょうか^^
格闘技がマニア向きのコンテンツというのは、リテラシーがないと面白さが分かりづらいとも言えそうですね。人気が出るということは多くの人が面白さを理解できて共感できるものだと思います。こうした分かりづらさは=奥の深さとも言えると思うので、ファンになってもらうための敷居を下げる要素が必要になってくると思います。
「強いことがわかりやすい選手」が日本の興行でみられなくなったこと、というのは納得です。日本のMMAのメインイベンターがノゲイラ、ミルコ、ヒョードルの様な重量級選手から軽量級選手になったことや、五味隆典のような華のある選手の流出・不在も(KIDは不調かな)関連性があると思います。
この華=スター性というのが難しいですよね。キャラクターとしての魅力というか。「~からの刺客」とか「~世界王者」とか「~一族」とか「因縁の対決」とかドラマ仕立ての要素がエンターテイメントとしては必要な味付けではないかと個人的に思います。試合が技術の披露会であるならば経験者しか楽しめないと思うので。
"「これしかない」MMAになった"については、これもやる側というより見る側の意見だと思いますね。お客さんから見てどう見えるか?という視点がエンターテイメントとしては重要なのだと思います。
>原因にルールの固定化・スポーツとしての体裁もあるように思います。
スポーツ・興行として成り立つためには必要不可欠だと思いますね。一度、試合したら再起不能になったりするようでは競技として成り立たないと思いますし、競技人口も増えていかないと思います。
見る側にはもっと過激なルールを求める人もいると思いますが、やはり限度があると思いますね。その限度を超えてる人はホラーやスプラッターの方が嗜好が強いのだと思います。
>いいことなのかな?
格闘技のファンが実際にやってみたりすることは、格闘技にとっていいことだと思いますよ。
格闘技に限らずとも、強くなりたいとか、戦ってみたいとか、勝ちたいというのは元気があっていいんじゃないでしょうか^^
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お師さん
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男性
自己紹介:
ごあいさつ
格闘技とゲームが凄く好きで格闘技ゲームも随分やったのですが、なかなか納得のいくものがなく、同じような不満を持っている人がたくさんいることを某掲示板で知りました。
自分はゲーム制作に少なからず携わっている身なので同じ不満を持つ人のため、そして自分も楽しむために開発をスタートしました。
開発は大きな費用と長い期間がかかると思われますが頑張っていきますので応援よろしくお願いします。
完成したソフトは販売する予定です。フリーソフトではありませんので誤解の無いように。
ある程度の段階まで開発が進んだら体験版を出すつもりです。(体験版はもちろん無料です)
格闘技とゲームが凄く好きで格闘技ゲームも随分やったのですが、なかなか納得のいくものがなく、同じような不満を持っている人がたくさんいることを某掲示板で知りました。
自分はゲーム制作に少なからず携わっている身なので同じ不満を持つ人のため、そして自分も楽しむために開発をスタートしました。
開発は大きな費用と長い期間がかかると思われますが頑張っていきますので応援よろしくお願いします。
完成したソフトは販売する予定です。フリーソフトではありませんので誤解の無いように。
ある程度の段階まで開発が進んだら体験版を出すつもりです。(体験版はもちろん無料です)
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